とにかく塗ってみよう!
筆塗りは難しそうだからなかなか手が出ないという方も多いかもしれません。でも何事も最初の一歩はあるわけで、とりあえず塗ってみないことには始まらない!私の思う基本的なやり方を紹介するので、まずはやってみましょう!!
準備するものは前回もお話しした通り。今回は筆に文盛堂さんの平筆を使います。こちらの筆は溶剤をしっかり含んでくれてとても塗りやすい上に500円程度とお値段もリーズナブルで優秀です!もう少し毛に腰と弾力があれば100点満点!

塗料皿には専用薄め液を出しておきます。タオルは使わなくなったお古でもなんでもいいです。これで筆先の溶剤や塗料の量をコントロールしてます。
お待たせしました!塗ります!
今回はジャンクパーツの箱から見つけた陸戦型ジムのシールドを塗ってみます。基本編だしサフなどもなしでプラに直接塗っていくよ!

使う塗料は水性ホビーカラーの水星の魔女シリーズ、エアリアル改修型ブルー。なんともいえないいい色なので、メインカラーとして使いやすいおすすめの逸品です!

塗料はよく混ぜます。しつこいくらい混ぜます。そうしないと本来の色を発揮してくれません。とにかく混ぜます。

そして水性ホビーカラーは乾燥が早いのでパレットなどに一滴取って瓶はすぐ蓋を閉める。塗装中に開けっぱなしで置いておくと溶剤がとんでドロドロになってきちゃいます。

塗料の濃度はお好みでw
塗料をどれくらい薄めて塗るのか、とよく聞かれます。私も以前は色んな人に質問しましたが、塗りやすく感じる濃度は人それぞれで感覚的な事なので伝えることが難しいのでしょう、明確な回答を得られたことないし、私もできない、、、。塗料の色によっても微妙に違うしね。
私の場合は塗料皿に専用薄め液を入れておき、筆に含ませ、パレットの上で塗料と混ぜて塗っています。塗る時に筆がスムーズに動く感覚で自分好みの濃度を確認してます。タオルで塗料や溶剤の量をコントロールしながら自分のベストと思う濃度をキープしながら塗る。


水性ホビーカラーは一度乾燥すると専用薄め液でも溶けなくなるのでパレットなどに一滴ずつ出して塗っていきます。一滴でも結構な面積を塗れますよ!
さぁ、塗ったぞ!

って、おーい!全然塗れてないやないかーー!
とお思いのあなた、一層目はこんなもんです。元々プラには塗料はのりづらいもの。1発で発色する事はありません!焦らず騒がす乾燥と塗装を重ねましょう!一層目は全体にうっすら塗料の膜(塗膜)ができればOKです。
長々と書きましたが塗り終わらないまま基本編②へ続きますw