もっと色気を出したいなぁ。
そんな時にはピンウォッシュ!まずウォッシングとは、まぁフィルタリングと同じようなことと思ってくださいwそれをピンポイントで行うのでピンウォッシュ!ディテールの立体を強調したり、広い面にうっすらと色味の変化を付けて情報量を増やしたり、墨入れもある種のピンウォッシュ、前回のサビだって後半のクリアーオレンジの辺りはピンウォッシュの部類に入るのかもなぁ。ちょっとした手間で使用感を増すことができる塗装表現です。
暗いところ、明るいところのメリハリをつけよう!
最新キットのススメ②でも出っ張ってるところは明るく2色目を発色させるというようなことを言いました。今回はさらにそこにシャバシャバに薄めたエナメルのホワイトをのせてより明るくしていきます。

逆に暗いところには、またまた登場、ウェザリングカラーのシェードブルーを入れていきます。使い方はフィルタリングの回のグランドブラウンと同じ、沈殿物を掬って好きに薄めて塗る。




水彩画のように塗る!
うすうすなので、なかなか発色しませんが、乾いたら重ねるという工程を繰り返して面に変化をつけていきましょう。明るいところは思い切って白、影は青。ベースの色が青系だから青なのではなく、何色に対しても青を入れてます。

他にも広い面に変化をつけるためにオレンジや赤など、エナメルをシャバシャバにした塗料を作っておいて、水彩画のようにぼやかしながら塗っていきます。


光が当たるところには暖色系をのせて変化を出してあげる。影の部分も紫をつかってもいいです!
エナメルなので割れ注意
これらもエナメル塗料でやっています。繰り返しになりますが気に入らなければ専用薄め液で簡単に下の塗装を侵さず消せる半面、プラへのダメージが大きいので、関節パーツなどの中に流れ込まないように注意しましょう。

だいぶ完成が近づいてきました!!
そうこう言っている間に、ピンウォッシュも終了。明るいところ、暗いところをそれぞれ強調し、立体感を演出していきました。次回堂々完成です!!
